2010/06/30

タンデム自転車でトライアスロン、完走!

先日、大阪の視覚障碍のある女性がトライアスロンに挑戦する話を掲載しました。

見事完走したようです。 おめでとうございます。

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柏木さんは「レース中もたくさんの人に応援してもらって感動した。これからも自分の新しい可能性にチャレンジしていきたい」と笑顔で話した。

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大会当日は、スイム(水泳)300メートル、バイク(自転車)9.5キロ、ラン(マラソン)3キロのコースを完走。 バイクでは前の座席に座る大西さんがかじ取り役となり、ランでは1枚のタオルの両端を二人で握って走った。 柏木さんは「大西さんや家族に感謝したい。タンデム自転車なら全盲の人でも乗ることができる。他の視覚障害者の人にも出場してもらえたらうれしい」と話した。

記事全文: 毎日新聞トライアスロン: 初心者体験の部、全盲の柏木さんが完走 -- 三木 / 兵庫

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2010/06/23

誤解? それとも知らないだけ?

淡路島ロングライド150が10月31日(日)に計画されています。 淡路島(兵庫県)のイベントなのに、"タンデム禁止"? そんな記事がブログ、Lost Squadron. にありました。

たしかに大会規則には、「タンデム車を含む2人乗りの禁止」と書いてあります。

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小径、リカンベントはOKだと明記してあるので、タンデムの禁止理由を問い合わせてみる。

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理由は「一般的じゃないから」「坂があるから」とのこと。 ただ、担当者の方もそもそもタンデム自転車が兵庫県で走行可能ということをご存知でなかったので、おそらくどなたも「考えもしなかった」んだろう。

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記事全文: Lost Squadron. 淡路島ロングライド150と【タンデム】

警察との会議上で問題なければほぼOKになると思いますとの連絡があったそうですから、やはり知らなかっただけなんでしょう。

実際、タンデム自転車って、サイクリストでもよく知らないものみたいです。 参加可能なイベントにタンデム自転車で参加すること、 参加可能であるはず(タンデム自転車の一般道走行に制限が無い地域であるとか)のイベントに問い合わせをすること、 そういうことでも、サイクリストへの理解が広まるはずです。 地道にやっていきましょう。

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2010/06/22

タンデム自転車でトライアスロン

視覚障碍があっても、トライアスロンに挑戦。 挑戦しようとする本人の意思と、それを支える周りの人の想い。

タンデム自転車という道具が、そのふたつを繋いだ話です。

大阪府職員で全盲の柏木佳子さんが27日、兵庫県三木市で開かれるトライアスロンの大会に初めて出場する。 全盲女性のトライアスロン大会への出場は全国的にも珍しく、柏木さんは「視覚障害のある人がトライアスロンに挑戦するきっかけになれば」と話している。

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今回の大会出場は、柏木さんの自転車ライフのサポーターで、トライアスロン歴18年の会社員、大西健夫さんから、「水泳してたんやったらトライアスロンもできる」と勧められたのがきっかけ。 新しいことへの挑戦は大好きという性格に加え、視覚障害者もタンデムタイプなら自転車に乗れることをアピールしたい気持ちもあった。

柏木さんらの参加希望に大会主催者も「障害のある人の可能性を開く一歩を担えれば嬉しい」と快諾。

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記事全文: 産経関西 全盲女性トライアスロン挑戦 大阪府職員が兵庫の大会出場

こういった大会では、「タンデム自転車は禁止」とか「障碍者は参加をご遠慮下さい」などと言われることも少なくありません。 「障害のある人の可能性を開く一歩を担えれば嬉しい」、とは粋な主催者です。

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2010/06/17

グルメフォンド軽井沢、参加したかったぁ〜

以前、当ブログでも、グルメフォンド軽井沢はタンデム自転車で参加可能という記事で紹介した、グルメフォンド軽井沢ですが、cyclowired.jpに参加レポートが載っていました。

休憩地点としてコース内の数箇所に設置されるエイドステーションでは、参加者にスウィーツやドリンクをはじめ、軽井沢の歴史あるグルメなどが振る舞われるという。 「タンデム」も同じコースを走る。 なぜタンデムが設定されているかといえば、長野県は道路交通法上もタンデムの走行が認められている県だからで、観光地である軽井沢にはタンデム自転車が数多くレンタルされて日常的に走っているから。

グルメフォンド参加の際には事前に申し込んでタンデム車をレンタルすることができる。

記事全文: cyclowired.jp 幻のカレー目指して走れ! グルメフォンド軽井沢

記事を見ると、良いイベントだったみたいです。 私、このイベント参加したかったんですよ。 来年は参加したいです。 欲を言えば、メインイベントのグランフォンド(山岳長距離ライド)にもタンデム自転車で参加できるようにしていただきたいものです。

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2010/06/10

オランダのタンデム楽団

't Brabants Fietsharmonish Orkest

6人乗りのタンデム自転車に乗りながら、トランペット、アルトサックス、テナーサックス、アコーディオン、バスチューバ、バスドラム、シンバル、自転車のベル、で演奏しています。 2002年から活動しているそうです。

't Brabants Fietsharmonisch Orkest - Bicycle Orchestra

このクラシックな6人乗り自転車(4mもある!)、どこから調達したんでしょうか。 それにしても上手に乗っています。

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2010/06/06

タンデム自転車で婚活?

合ハイって言葉を久しぶりに聞きました。 Yahooニュースに、文部科学省が「スポーツ婚活」に取り組むという話題。

文部科学省は、今夏をめどに策定する「スポーツ立国戦略」(仮称)に、「スポーツ婚活」と銘打ったユニークな取り組みを盛り込む方向で検討に入った。 低迷する若者のスポーツ参加率を昨今の「婚活」ブームに乗って引き上げたい考えで、独身男女による「合同ハイキング」(合ハイ)や「皇居ラン」といった企画を想定している。

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「スポーツ婚活」として同省が現時点で想定しているのは、かつてはやった「合ハイ」、ブームの「皇居ラン」のほか、(1)独身男女による「ゴルフコンパ」(2)複数人乗り自転車による「タンデムサイクリング」—など。 このほか、夫婦などによるスポーツの積極活用も呼び掛けていく考えだ。 

記事全文: 「婚活」でスポーツ参加率アップ=「合ハイ」「皇居ラン」など—文科省

# まさか、「スポ婚」の駄洒落を言いたいだけじゃないでしょうね。

こういう記事は、人の興味を惹きそうなところを強調する傾向にあるので、本当のところの重点は夫婦などによるスポーツの積極活用も呼び掛けていくところでしょう。

スポーツ立国戦略って、どんなものかと思って調べているのですが、文部科学省のスポーツ立国戦略のページには目的がはっきり書かれていませんでした。

スポーツ行政の方向性を示す、とか、 スポーツ振興での国の役割を定めた「スポーツ基本法」の在り方を考える、とか、 日本をスポーツ立国にするための施策の全体像を決めたい、とか 断片的な情報はあるんですが、よく判りません。

ところでタンデムサイクリングって「婚活」に向くのでしょうか。 ほのぼのしたイメージからの連想かな。 青い山脈か! (どの「青い山脈」だったか忘れましたが、サイクリングのラストシーンにタンデム自転車が登場していたような記憶。)

真剣に乗れば、本当の共同作業なので、相手の性格の一部は明らかになるのでしょうが... 諸刃の剣になりはしないかと、いらぬ心配 。

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2010/06/02

タンデム自転車でアルプスあずみのセンチュリー

Lost Squadron. (さとう◎さんのブログ)に、アルプスあずみのセンチュリーのレポートがありました。

アルプスあずみのセンチュリーは、当通信でも"長野のサイクリングイベントなのに、タンデム禁止?"で取り上げました。 タンデム禁止は結局取り消されて、めでたしめでたし。

さとう◎さん、存分に楽しんできた様子。

先週に引き続いてまたもや北信州入り。 今回は安曇野から仁科三湖をめぐって白馬で折り返す140kmコースを走る「アルプスあずみのセンチュリー」に参加なのです。

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日本にこれほどまでに走りやすい、タンデムライドを楽しめるコースが有ったのか、と思わせるパーフェクトなルート。

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さっき登った分を一気に下って一般道路へ。 下りは気持ちいいなあ。 「ふたり分の出力と重量。ひとり分の空気抵抗」がタンデムのキャッチフレーズ。 下りは相変わらず手のつけられない勢いで楽しい。

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信号なんかで待っていると他の参加者に話しかけられたりする。 タンデムが珍しいってのが大きいけど、なにより「タンデムが速い」ってことに皆さん驚かれているようだ。 一般的にみかけるタンデム自転車って観光地や遊園地でおいてあるものだから、そのイメージが強いのだろう。 二人の出力でパワフルに走り、なおかつ(後席の)乗り手はさして辛い様子もなく結構なペースを維持し続ける、というのは意外なのかもしれない。

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その分、登りでの減速感にも驚いたけど、後席の人にとってはそれでもずいぶん楽らしい。 それになにより、引き離されちゃう心配が全くないのが後席の人にとっては大変嬉しいことらしい。 それはタンデムを好む人たちが皆一様に口にする。

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記事全文: Lost Squadron.より、

「タンデムが速い」ってことに皆さん驚かれているようだ... タンデム自転車ってやはり、日本のサイクリストには馴染みがないんですね。

二人でサイクリングする場合、効率の面でも楽しさの面でも、タンデム自転車は優れています。 登り坂で遅いと感じるのは、平地で実力以上が出てしまうからです。 それでも登り坂では、二人の能力の平均値、で走れています。

平地でタンデム自転車に、ソロで付いてくるような人は、相当の脚力の持ち主です。 そのまま登りにさしかかったら、ソロの人に置いて行かれるのは不思議ではありません。

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わかやま自転車祭り、タンデム自転車20台

5月30日(日)に、和歌山サイクリング同好会主催の「わかやま自転車祭り」が催されました。 各新聞社が記事にしています。

産経新聞、

参加者は和歌山市湊から六十谷にかけて紀ノ川北岸の堤防沿いに続く往復約10キロのコースを走行。 障害者向けの2人乗り自転車20台も貸し出された。 和歌山市中の無職、津川徳雄さんは「大人になった息子と2人乗りなんて初めて。一体感があってよかった」と笑顔をみせた。

記事全文: 河川敷を爽やかに快走 わかやま自転車祭り

読売新聞、

この日は、県立和歌山盲学校の生徒ら、約30人の障害者が参加。 日本競輪選手会和歌山支部の選手10人がパイロットを務め、後ろに視覚障害者らを乗せ、河川敷のコースを走った。

記事全文: YOMIURI ONLINE 自転車で浴びる 紀の川初夏の風

競輪選手のみなさんが手伝ってくれていたのですね。 わかやまけいりんのブログにも記事 (わかやまけいりんブログ サイクリングを楽しもう) があります。 写真を見ると、天気に恵まれたようですね。

毎日新聞、

ノーマライゼーションを推進しようと、特別支援学校や障害者団体に参加を呼びかけ、知的、視聴覚障害のある約20人が2人乗りのタンデム自転車に挑戦した。 中には初めて自転車に乗った障害者もいた。

記事全文: わかやま自転車祭り: サイクリング楽しんで 障害者ら120人が参加 /和歌山

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