2011/01/30

タンデム自転車参加可を明記した大会

昨年、さとう◎さんたちがタンデム自転車で参加して絶賛していた「アルプスあづみのセンチュリーライド」。 今年は、2010年5月29日(日)の開催です。 案内が出ています。

アルプスあづみのセンチュリーライド2011 大会要項

  • 参加できる自転車は次の種類に限ります
    (1)ロードバイク、(2)クロスバイク、(3)MTB、(4)シティサイクル(ママチャリを含む)、(5)ピスト (前後ともブレーキが装備されているものに限る)、(6)タンデム
  • 整備された、公道を走れる自転車で参加してください。 整備不良の場合は参加をお断りする場合があります。

タンデム自転車イベント以外で、参加できる自転車として、"タンデム"と明記されている大会は珍しいです。

ところで、リカンベントの扱いは? とちょっと気になるところもありますが、忘れているだけでしょうね。 もう「公道を走れる自転車」ってだけ書いたら良いんじゃないかなあ。

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和歌山県のタンデム解禁は計画的

和歌山県は、今年の一月から自転車専用道路等に限定されて解禁されました。

一般道で走れなければ活用できないではないかと、当ブログで、「和歌山県、惜しい!」などと書いてしまいました。

私が間違っておりました。 コトは計画的に、慎重に、進んでいたのですね。

利用状況や事故の有無など実態を調べた上で検討したい とあるように、自転車専用道等でテストして、検討しようというのが読み取れます。 このまま順当に一般道での解禁まで進んでほしいものです。

「複数人でこぐタンデム自転車、県も解禁 まず有田川で」

2011年1月30日

2人以上が1台の自転車をこぐタンデム自転車が1月から、(和歌山)県内の自転車道の一部で走ることができるようになった。

...

(和歌山)県内では(タンデム自転車の走行は)全面的に禁止されていた。 このため、自転車愛好者らでつくる「県サイクリング協会」などが一般道で走行できるよう求めていた。

要望を受けて県警は昨年12月に施行細則の一部を改正し、1月1日から一部の自転車道で走行できるようになった。

...

県サイクリング協会の太田好昭理事長は「タンデム自転車はひとりで自転車に乗ることのできない障害者にも自然の風を感じてもらうことができる。早く一般道に広げて欲しい」と期待を寄せる。

県警交通企画課の担当者は「利用状況や事故の有無など実態を調べた上で検討したい」としている。

記事全文: asahi.com > マイタウン > 和歌山> 複数人でこぐタンデム自転車、県も解禁 まず有田川で


ところで、記事の本筋に関係ないとはいえ、記者さんの「誤解」が見えます。

たとえば前席は通常の自転車よりも操作が難しくというくだり。 難しいというよりも、操作感覚が同じではないので、ちょっとした練習が必要、というほうが実際を表しています。 難易度で言うと、一人乗りの自転車に二人乗りするよりも、幼児二名同乗の自転車に幼児を二名乗せるよりも簡単です。

他にもタンデム自転車は、県道路交通法施行細則の「普通自転車」にあたらないため、一般の道路を走ることができなかった。 という記述もあります。 ここはしっかり調べて書いて欲しいものです。

普通自転車は、県別の細則ではなく、道路交通法と内閣府令に規定されています。 普通自転車は、自転車の通行を許可されている歩道を走ることのできる、すなわち「特例」の適用される自転車の意味です。 普通自転車ではない自転車が原則通りに一般道を走ることは、いっさい規制されていません。

タンデム自転車が一般の道路を走れないというのは、タンデム自転車に「定員乗車」して公道を走行することが認められていない、というところです。 自転車は一般に一人乗りであるため、規則が追いついていなかったのです。

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2011/01/27

タンデム自転車まつり in しまなみ海道

タンデム自転車愛好家の皆様、"皆で一緒にタンデム自転車をアピールしませんか!"

しまなみ海道の、多々羅しまなみ公園で、2011年3月19日(土) 、タンデム自転車のイベントが開催されます。

その土日は、自転車スタンプラリー「しまなみ縦走」も開催され、いつにも増して、しまなみ海道は自転車でにぎわいます。

しまコレ フェスタ同時開催 「タンデム自転車まつり」

...

日時
2011年3月19日(土) 10:00~21:00
会場
多々羅しまなみ公園(愛媛県今治市大三島)他
参加費
7,500円 ガイド料・橋通行料・夕食(懇親会)代・保険料

スケジュール

10:00
多々羅しまなみ公園集合
10:30
  • しまなみ海道タンデム自転車ポタリング
    春風に包まれたしまなみ海道をタンデム自転車で大満喫! タンデム自転車で世界一周した宇都宮一成がナビゲートします。
  • タンデム自転車試乗会
    雄大な多々羅大橋を眺めながらのショートトリップ! 「サイクリングってにがてだなぁ」と思っているあなたにもお奨め。
  • タンデム遅いもんグランプリ
    15mの距離をできるだけ遅く走る競技です。 現在の最高タイム"61.18"秒をやぶるのは君だ!
18:00
タンデム自転車ミーティング in 今治市しまなみふれあい交流館
タンデム自転車の可能性を語る熱い夜の幕開けです。 夕食は、地元の大三島のお母さんたちの手づくり料理を囲みます。

記事全文: シクロツーリズムしまなみ > タンデム自転車まつり

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2011/01/23

協力車

台湾の言葉で「協力車」とは、タンデム自転車のこと。 見事な翻訳だなあ、と感心しました。

そして、協力車で検索すると「Vicky & Pinky 單車環球夢」が見つかりました。 女性二人組のサイクリストのサイトです。

このお二人は、協力車で日本にも来てますね。 沖縄・九州の旅行記を出版していました。 読んでみたいなあ。

ところで、「世界でいちばん長いハネムーン」という、タンデム自転車での大旅行記があります。 この旅行記にある、宇都宮さんが台湾で再会したという女性二人組のサイクリストが、このVickyさんとPinkyさんのことでしょう。

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2011/01/22

スポニチ淡路島ロングライドにタンデム自転車が参加したこと

昨年、スポニチ淡路島ロングライド150というサイクリングイベントが催されました。 「警察(官)は心配性」という当ブログの記事でも書いたように、兵庫なのにタンデム自転車で参加できないのはオカシイですね、と一悶着あったわけですが。

どうやら来年からは支障無く参加できるようになりそうです。 それというのも、タンデム自転車の安全性を知ってもらえるように、試走すなわち"招待"という形で参加できたからです。

これは兵庫県議会議員の谷井いさおさんが後押ししてくれたため実現したことです。 谷井議員は、兵庫県のタンデム解禁を働きかけてくれた方です。 自転車に理解がある県議会議員さんがいらっしゃるというのは、素晴らしいことです。

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兵庫県の淡路島で昨秋開かれた 「2010スポニチ淡路島ロングライド150」に、約1500人の自転車愛好家とともに参加したタンデム車の愛好家4人(2台)が快走し、大きな話題を呼んだ。

これには愛好家の1人から相談を受けた公明党議員による参加の後押しがあった。

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大会規則にあった「タンデム車を含む2人乗りの禁止」項目にぶつかり、打開策をネットで知った兵庫県議会公明党・県民会議の谷井いさお議員に相談した。

谷井議員は早速、淡路県民局や兵庫県警などにタンデム車の参加禁止を解除するよう要請。 禁止解除までには至らなかったが、同議員の粘り強い交渉で「招待による参加」が実現した。

また、「淡路をサイクリングの島に」との趣旨で大会を実施した県当局は、2011年の開催を検討する中でタンデム車の参加も検討したいとしている。 完走後、谷井議員は佐藤さんに、健常者と障がい者が共に楽しめるタンデム車の一層の普及を昨年10月の議会で訴えたことを伝え、固い握手を交わした。

記事全文: 兵庫県議会議員 谷井いさお ホームページ 「タンデム自転車で淡路島を一周

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