風に吹かれて 第2回 タンデム自転車まつり in しまなみ 走ってきました
第2回 タンデム自転車まつり in しまなみは、予定通り3月24日(土)~25日(日)に開催されました。
開催前日の金曜日は、夜半まで本降りの雨でどうなることかと思いました。
この日は、JB本四高速と瀬戸内しまなみ海道振興協議会主催の、しまなみ縦走2012も開催されています。 二日間でスタンプを集めて、しまなみ海道を縦断すれば完走証が貰えます。
そんななか、タンデム自転車14台を連ねて、尾道駅前しまなみ交流館前を12:00に出発。 途中、通り雨がぱらつきましたが、おおむねよい天気でした。 しかしちょっと気温が低く、向かい風があります。
向かい風でも、タンデム自転車は二馬力。 巡航速度の落ちが少なくて済みます。
今回の参加者は、小学校を卒業したばかりの息子さんと参加したお父さん、視覚障碍の方、小学一年生の息子さんとトレーラーバイクで参加したお父さん、2歳半の幼児連れ、もうすぐ4歳の子供連れ、熟年のご夫婦、若いご夫婦、九州から関東から。 共通点を探すほうが難しいくらいの幅の広い参加者でした。
それにも関わらず、走り始めたときにはよそよそしかった態度も、夜の食事のときには、古くからの友人のように打ち解けていました。 タンデム自転車愛好者は社交的なのかな? その傾向は感じます。 何しろ協力しなけりゃマトモに走らない自転車に好きで乗っているくらいですからね。
宿泊地の大三島では、マーレグラッシアで沈む夕日を眺めながら、露天風呂。 夕飯は、名店「大漁」で大量の料理をお腹いっぱい詰め込みました。
あくる二日目はさらに好天。 まず、大山祇神社から歩いて数分のところにある大楠を案内して貰いました。 根っこのところ、人が通れる大きさのトンネルになっています。 もちろん、大山祇神社も参拝。 道中の安全を祈ります。
走り出すと、あれれ、風強くなっています。 後半になるほど風が強まって、橋の上ではとんでもない風になっていきました。
一人乗りの自転車が吹き飛ばされそうになる中(実際、子供連れの人たちは自転車を降りて押していました)、タンデム自転車に乗る皆さんは真っすぐ走っています。 比較的ベテランのパイロットが多かったこともありますが、実はタンデム自転車は横風にも強いんです。 直進安定性が良いのと、二人分の重さをコントロールできる設計が、外乱を受けにくくしているんでしょうね。
お昼はマリンオアシス伯方の地産地消レストランで、「はまんぼ弁当」を戴きました。 そして、マリンオアシス伯方の特設ステージでは"いいくぼさおりさん"のショートライブ。 声も良いし詩も良い。 アンパンマンマーチで人を感動させるとは、ただ者じゃありません。 ライブの後、サンライズ糸山まで一緒に走ったんですよ。 キュートな方でした。
ゴールは今治駅。 名残惜しいけれど、ここで解散、またどこかで!
参加者の方々から何枚か写真を拝借。
チャイルドトレーラーを牽くタンデム、一家全員で参加できます。
天然記念物 生樹の御門
サイクリングコースを示す路上の青いライン、青い空、青い海。
あれに見えるは来島海峡大橋
「しまなみポタリング日記」(シクロツーリズムしまなみの宇都宮さんのブログ)にも、レポート上がっています。
昨年はゆったりポタリング、今年は縦走。 来年はどんな旅行になるのか、いまから楽しみです。 「タンデム自転車でしまなみの船旅」がいいなぁーと、こっそりリクエストしておきました。