大阪日日新聞に、あおぞら財団の取り組みが紹介されていました。
あおぞら財団は、「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の主催者にも名を連ねているように、タンデム自転車の普及に力を入れています。
大阪日日新聞の記事は、あおぞら財団が、タンデム自転車の貸し出し事業を開始したことを報じています。
障害者も乗れるタンデム自転車 あおぞら財団が貸し出し
2011年4月17日
大阪市西淀川区千舟1丁目のあおぞら財団(村松昭夫理事長)が3月から2人乗りのタンデム自転車のレンタルをスタートさせた。
運転手とこぎ手を別にすることができるため、障害者でも乗ることが可能。
個人で利用のほか、地域のイベントなどに貸し出されている。
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1カ月の間に淀川区でのイベントなどに貸し出したほか、個人でも申し込みもあったという。
同財団の研究員、小平智子さんは「視覚障害のあるご主人が後部座席でペダルをこいで、奥さんがパイロットとして運転。夫婦でサイクリングができるという人もいた」。
レンタル料は個人では1日500円、団体では1日2千円となっている。
法律上、公道を走れない車種もあるが、その場合は同財団前の大野川緑陰道路を体験走行する。
問い合わせは電話06(6475)8885、同財団へ。
記事全文: 大阪日日新聞 > 大阪ニュース > 4月17日 > 障害者も乗れるタンデム自転車 あおぞら財団が貸し出し
法律上、公道を走れない車種もある
というのは、大阪府の公安委員会が定める、大阪府道路交通規則による制限のことです。
この、大阪府道路交通規則において、2輪の自転車は1名まで、3輪以上の自転車であれば、定員乗車してよい、ことになっています。
したがって、3輪のタンデム自転車であれば、公道を走る事ができるのです。
残念ながら、一般的な2輪のタンデム自転車は公道を走る事が、まだできません。
なんにしても、タンデム自転車への理解が深まることが、規則改正への王道だと思います。
タンデム自転車を知らなければ、規則改正の動機がありませんものね。
大阪の方、興味本位でも良いです。
まずはタンデム自転車を体験してみてください。
ちょっとした練習で、タンデム自転車に乗れるようになります。
タンデム自転車に乗れるようになると、使い道も思いきます。
使い道を思いつけば、それは規則改正への動機になるのです。
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