今年の夏に、タンデム自転車が解禁となった愛媛県。
タンデム自転車を観光促進に使えるか、可能性を探っています。
えひめ地域政策研究センターが主催する『地域づくりのリーダー養成を目指す講座 5回目』のアテンドで、
今治のサンライズ糸山から来島海峡大橋を渡り大島まで、20名ほどの参加者と一緒にサイクリングしてきました。
それも、タンデム自転車でのグループライドです!!
参加者は、県内の地域づくり活動に関わっている大学生や市民、団体関係者の方々。
今年10月から「タンデム自転車」で全線を楽しむことが出来るようになった“しまなみ海道”を、「タンデム自転車」の特性や魅力を最大限にいかして、どのような観光促進が行えるだろう……ということを実地で考えるフィールドワークです。
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記事全文: ブログ しまなみポタリング日記 「タンデムで行くしまなみ海道」観光促進へ
タンデム自転車だから観光促進できる、というのはあんまりないかもしれません。
でも、自転車を観光促進に使おうとするときに、タンデム自転車が使えれば、グループでの自転車観光の可能性を拡げます。
たとえば、家族でサイクリングするときに、子供と大人がペアを組めば、行動範囲は格段に広がります。
事故の心配も減ります。
1人では自転車に乗れない人がグループに含まれていても、一緒に行動できます。
観光を誘致する側にとって、目に見える効果は期待できないかもしれません。
しかし、タンデム自転車での観光を体験した人は、タンデム自転車の良さを実感するはずです(もしかしたら、タンデム自転車の影響ということには気づかないかもしれません)。
それは地味ながらも再訪者を増やすことに繋がるはずです。
自転車での観光は、その地での観光を印象深いものにします。
その自転車がタンデム自転車であれば、乗車中にも常に会話の相手がいることを意味します。
つまり、タンデム自転車に乗ることで、より多くの「共通の話題」を作れるのです。
そして、ここだけの話ですが。
コパロット(運転を担当しないほうの人)は、より多くの景色を堪能できます。
観光するなら、タンデム自転車(のコパイロット)、最高です!
ラベル: 話題