骸骨の模型とタンデム自転車に乗って、寄付を募る英国縦断の旅。
奨学金制度への寄付のためなんですね、自分のためでなく。
英国の有名公立大学インペリアル・カレッジ・ロンドンで物理学を学ぶKadhim Shubberさんは現地時間7月16日、同大学が運営する奨学金制度「The Rector’s Scholarship Fund 」への寄付を募るため、自転車で英国を縦断する1487.17kmの旅を終えた。
旅は長く、時に退屈なものだったろうが、Shubberさんには常に付き添う友達がいた。
2人乗りタンデム自転車の後部に乗る人工の骸骨「King Arthur(アーサー王)」だ。
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King ArthurとShudderさんは6月30日にグレートブリテン島最北部の村ジョン・オ・グローツを出発。
南下してエディンバラ、カーライル、ウィガン、ウォリントン、バーミンガム、グロスター、トーントン、エクセターを巡って英国を縦断し、7月中旬に旅を終えた。
Shubberさんは途中、ブログでこう書いていた。
「ゆっくりしたペースで旅を終えようと思う。自分が極めて虚弱なせいでもあり、骸骨がそれほどペダルを漕いでくれるとは思えないためでもある」
Shudderさんのツイートによると、目標寄付金額は1万ポンドだったが、旅を終えた後の16日のブログ投稿には、寄付がまもなく3000ポンドに到達しそうだが、まだ寄付の募金は続けていると書かれている。
Shubberさんは資金集めの目的について、「学費の心配をしなくてもいい自分は幸運であり、自分を支えてくれる両親にとても感謝している」「誰もがこれほど恵まれているわけではない」と語っている。
記事全文: CNET Japan > ニュース > オフトピ > 奨学金を募る学生、骸骨を乗せた自転車で英国を縦断
それにしても、なぜ骸骨の模型と?
記事によると、「人工骸骨を乗せたタンデム自転車による走行距離の世界記録」なんてものもあるらしく。
ところで、タンデム自転車に二人で乗っていると、乗る人も見る人もニコニコ顔になるのが判ります。
タンデム自転車は、そういう乗り物です。
でも、一人でタンデム自転車に乗っていると、奇異の目を感じることがあります。
何か足りないと感じるのかもしれませんし、後ろの人と何かあったのかとか勘ぐられているのかもしれません。
そこで、骸骨の模型や人形と乗っていたら...やはり(妙な)注目を浴びるでしょうね。
日本でタンデム自転車に乗る人は、タンデム自転車に定員乗車できる所までタンデム自転車を運ぶために、一人でタンデム自転車に乗って行くことがあります。
私も何度か一人タンデムで東京都内を横断したことがあります。
やはり、不思議な物を見る視線を感じました。
そういえば知人の一人は、都内から兵庫まで一人でタンデム自転車を陸送したとか。
このとき、骸骨の模型を乗せていれば世界記録も狙えたんですね!
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