2009/07/24

山形県でタンデム車解禁

山形県道路交通規則が改正され、二輪のタンデム車の運用が可能になりました。 幼児二名同乗(いわゆる三人乗り)の解禁に合わせ、軽車両の乗車人員の規則を見直したもようです。

自転車の乗車人員に関する県道路交通規則の改正 (平成21年7月17日施行)

  • 自転車の幼児2人同乗
  • 一般道路でのタンデム車の通行

が可能になりました!

...

タンデム車とは? --- 2つ以上の乗車装置及びペダル装置が縦列に設けられた自転車をいいます。

乗車装置に応じた人員を乗車させて運転できる道路の範囲: 自転車専用道路(県内3路線)→改正で一般道路に拡大

[記事全文, PDFファイル]

タンデム車を禁止しておく理由が無いことは、タンデム自転車交流協会「よくある質問と回答」のページにあるとおりです。 しかし、解禁する動機もまた、無いのです。 警察がしり込みする理由もあります:

  • 普及していないから見たことない
  • 見たことないから安全かどうかわからない

事なかれ主義を責めるのは軽率です。 得体の知れないものに不安があるのは当然です。 警察組織は重大な責任を負っているのですから、規則を変えるときは慎重にならざるを得ないのです。

規則がなかなか変わらないのは、ある意味当然のことです。 ですから、タンデム車を解禁している、あるいは解禁した地域の、関係者の努力と見識は賞賛に値します。

山形県のタンデム車解禁のきっかけは三人乗り解禁かもしれませんが、山形県にはタンデム解禁の下地がありました。 山形県自転車軽自動車商協同組合が毎年行っていたタンデムサイクリングの会。 この実績が認められたのでしょう。

成功例に学べば、実績をつくること、需要を喚起すること、需要があることを知らせることが、解禁への近道のようです。 それにはまず、タンデム車に乗って知って楽しまないとね! 乗って楽しんだら都道府県警に報告しましょう。

タンデム自転車交流協会は、タンデム自転車に関係する情報を集め、整理し、タンデム自転車解禁活動の材料を提供していきます。 もちろん、自分たちの地元の解禁活動も、ゆるゆると実施していきます。

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タンデム車解禁の記事が新聞にも載っているようです

やまがたニュースオンラインに、タンデム車解禁の記事が載っていました。

今回の改正で、2人が縦列で同じ自転車をこぐ「タンデム車」の一般道路の利用も可能になった。 改正前は、自転車専用道路の県内3路線に利用が限定されていた

記事全文: >>山形新聞トップ >>県内ニュース >> 社会 「3人乗り自転車、県内解禁 業界団体は助成創設陳情も

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2009/07/07

宇都宮サイクルピクニック2009に見た栃木の底力

水田の中を通る農道を行くタンデム自転車数台

こんにちは、kazです。 先週末は、自転車友達のロイさん宇都宮サイクルピクニック2009に、タンデム自転車で参加してきました。 梅雨のまっただ中で、前日の晩は豪雨だったにもかかわらず、天候は奇跡的に回復しました。 走っている間は晴れ〜曇りの絶好のサイクリング日和。

栃木県も多くの都道府県同様、タンデム自転車の公道走行に制限があります。 今回は主催者が警察に掛け合って、タンデム自転車が参加できることになりました。 主催者の行動力に感服。 そして、誠実な対応をした栃木県警にも拍手。

視覚障碍者三名とペアを組んだのは、宇都宮大学の学生さん。 タンデム自転車に乗るのは初めてらしいのですが、すぐに乗りこなしていました。

計5台のタンデム自転車が30kmのコースを走りました。 タンデム自転車のグループは、他のグループよりもまとまった走行をしていたと思います。 タンデム自転車を使えば、自転車を少なくできるので、統制を取るのに有利ですから。

タンデム自転車で参加できたことを差し引いても、良いイベントでした。 プロロードレーシングチーム 宇都宮ブリッツェンの選手が一緒に走るのが目玉の一つです。 そういう機会はなかなかありません。

また、一流選手だけでなく、地元のサイクリストが協力的というところがすばらしい。 大勢のボランティアガイドの参加がありました。 そして協賛の多彩さ。 農協や地元企業から、あれだけの協賛があるのに驚きました。

栃木県侮りがたし。

参加者には、Blitzenの帽子(選手からサインもらうの忘れた!)、栃木名物レモン牛乳、餃子の試食券、ロマンチック村の温泉入浴券と食事券が配られました。 エイドステーションも充実。 取りたてのトマト、おいしかったです。 このもてなしで、あの参加費は良心的。 というより、足が出ているのではないかと心配になるほど。

今回タンデム自転車を貸し出してくれたのは、栃木県のサイクリング協会。 30台のタンデム自転車を所有しているとのこと。 渡良瀬遊水地で視覚障碍者とのタンデムサイクリングを催しているそうです。

kazが撮影したほかの写真

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2009/07/06

第5回トライ!!タンデム サイクリング、今年は10月11日に開催

第5回トライ!!タンデム サイクリングは10月11日に開催を予定しています。 詳しくはトライ!!タンデム サイクリングのページへ。

参考までに、第四回(2008年)の様子を。

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2009/07/04

山形県でタンデム自転車解禁を検討?

やまがたニュースオンラインに、山形県警がタンデム車の解禁を検討しているという記事が載っていました。

(幼児二名同乗の自転車が)7月1日に解禁される都道府県が多い中、本県で県規則の改正がずれ込む理由について、同課は、3人乗りのほか、タンデム車の解禁の可否などを検討していると説明。 エコロジーや健康づくり、レジャー志向などで今後、県内の自転車の需要が増えると予測し「タンデム車に関する照会や調査などに時間を要している」と話している

記事全文: >>山形新聞トップ >>県内ニュース >> 社会 「自転車「3人乗り」解禁 本県は7月中旬ごろ

山形県警に、"タンデム自転車解禁して"とメッセージを送ってみよう!

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2009/07/02

ウォーク&ランフェスタで、タンデムサイクル遅いもの競争

難病や障がいを持つ人も持たない人も、ともに一日をすごそうというイベント、ウォーク&ランフェスタが、 今年の9月27日(日)に開催されます。 開催場所は、調布の味の素スタジアムです。

「ウォーク&ラン フェスタは、難病や障がいを持つ人も持たない人も、同じ場所で身体を動かしたり、音楽を聞いたりすることで、「楽しかったなぁ。」「元気をもらえたなぁ。」と感じ合える一日を過ごし、お互いを知り合うことを目的としたイベントです。

このイベントで行われる体感運動の1つとして、タンデムサイクル遅いもの競争を実施するようです。

紹介映像: "タンデムサイクル遅いもの競争のご紹介"

楽しそうです。

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