2010/12/29

東京新聞「公道での走行 認めて タンデム自転車」

東京新聞にも、栃木のタンデム自転車解禁活動が取り上げられていました。

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(タンデム自転車は)車体が長く小回りが利かないなどの特性があり、公道走行は大半の都道府県で道路交通法細則により禁止されている。

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視覚障害者の友光光子代表は「車の運転ができない障害者や高齢者も、健常者と力を合わせてこぐタンデムなら安心して運動を楽しんだり気軽に買い物に出掛けたりでき、閉じこもりがちの生活を変えられる」と訴える。

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(栃木県の)昨年の自転車の事故死者は21人で、人口10万人当たりでは全国ワースト7位。 今年も27日現在で20人が死亡している。 県警交通企画課は「重量があるタンデムは急制動などが難しい。自転車事故が多い現状では、認められるのは難しい」と指摘する。

これに対し、友光代表は「宇都宮は自転車でのまちづくりを目指しているはず」と主張。 「観光や環境にも有益で、障害者と健常者が一緒に風を感じられるタンデムの普及をこれからも訴えていきたい」と力を込めた。

記事全文: 東京新聞 > 栃木 > 12月29日の記事一覧 > 公道での走行 認めて タンデム自転車


何度でも書きますが、「車体が長く小回りが利かないなどの特性」や「重量があるタンデムは急制動などが難しい」が理由で公道走行が禁止されているわけではありません。

  • タンデム自転車に1人で乗ることを禁止している地域はありません。小回りができないことは理由になりません。
  • リアカーを引くことや、幼児を2人乗せる自転車を禁止している地域もありません。急制動の難しさも理由になりません。 (ちなみに、タンデム自転車の走行は安定していて、制動についても一般自転車では前転するほどの急制動が可能です。)

また、自転車事故の原因をよく調べれば、タンデム自転車とはなんの関わりもないことが理由になっていることが判るはずです。 自転車の関係する事故の主な原因は基本的な交通ルールからの逸脱 -- 逆走、一時停止不履行、信号無視、歩道通行 --です。

一方で、許可に慎重になる気持ちはよく理解できます。 なにしろこれまで馴染みの無いモノなのですから。

許可に慎重になる理由は「タンデム自転車を知らない」ことに集約されます。 これは言い換えると、タンデム自転車を良く知っている人にとっては、禁止しておく理由が無いということになります。 理解者を地道に増やして行きましょう。

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