2010/07/20

宇都宮サイクルピクニックに14台のタンデム自転車

7月19日に、うつのみやサイクルピクニックに参加してきました。

当日は朝から快晴。 暑いどころか、日差しが熱いくらい。

スタート地点には、14台のタンデム自転車が集合しました。 個人が持ち込んだタンデム自転車は、4台だったかな? 実に壮観でした。

"タンデム自転車で参加できますよ"というだけで、一般のサイクリングイベントに、これだけのタンデム自転車が集まるというのは、うつのみやサイクルピクニックならではだと思います。

私と同乗したのは視覚障害の方だったのですが、走行中は目が悪いことによる不便を一切感じさせませんでした。 自転車から降りたときに、少々手をかせば何の支障もなく行動を共にできます。

タンデム自転車は、単に一緒に走れるだけの自転車ではありません。 サイクリングを楽しんだうえに、結果的にボランティアになってしまうという、理想的なバリアフリーを実現する道具になります。

関係者と話してわかったのですが、タンデム自転車でのイベント参加が可能になったのは多くの人の努力の結果でした。 タンデム自転車での走行のために警察署と交渉した主催者。 タンデム自転車を提供してくれた、栃木県のサイクリング協会。 宇都宮大学の学生さん(+ 卒業生)もパイロットとして参加してくれています。

特筆すべきは、担当の警察官はじめ、栃木県警が様々な制限のなかで、できる限りの便宜をはかってくれたということです。

栃木県でのタンデム自転車解禁活動も活発化していますし、一般道を気分よく走れる日はそう遠くない気がしてきました。

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