昨年12月の佐賀県に続き、新潟県で二人乗りタンデム自転車への定員乗車が正式に認められました。
長野、兵庫、愛媛、広島、山形、宮崎、佐賀、新潟。 これで8/47都道府県で、タンデム自転車に二人乗りできるようになります。 日本の1/6越えました。 みてください、緑で塗った地域でタンデム自転車に二人乗りできるんですよ!
新潟県をタンデム自転車で走れるようになって、山形 - 新潟 - 長野のロングツーリングが可能になります。 うずうずしていたタンデムサイクリスト、結構居ると思われます。 自転車旅行中のタンデム自転車同士がすれ違うなんてことが起こるかもしれません。
下記、新潟県警のページから、規則改正のお知らせページを要約して引用します。
新潟県道路交通法施行細則の一部改正(平成26年4月1日施行)
新潟県内の一般道路で運転者以外の者を乗せてタンデム自転車の走行ができるようになります。
新潟県警察
- 新潟県内で走れるタンデム自転車
- 2人乗り用としての構造を有し、かつ、ペダル装置が縦列に設けられた二輪又は三輪の自転車
- タンデム自転車の特性
- タンデム自転車は次の特性がありますので注意が必要です。
- 2人でペダルを漕ぐため、速度が出しやすい。
- 2人乗りの構造のため車体が長くなり、小回りがきかない。
- その他
構造によっては、前後のペダルが連動しているものがあります。 その場合、一旦ペダルから足を外すと再び足をペダルに乗せることが困難になる場合があります。- 走行する際の注意事項
- 歩道は走れません。
タンデム自転車は、その構造上、道路交通法で定める普通自転車に該当しませんので、普通自転車歩道通行可の標識があっても、歩道では走ることが出来ません。 タンデム自転車は、原則、道路の左端に設けられた路側帯(一般の路側帯又は駐停車禁止路側帯)、又は車道の左側を通行することになります。- ヘルメットを着用するなど安全対策をしましょう。
タンデム自転車は、一般的な普通自転車より速度がでます。 ヘルメットを被り、手袋をするなど、安全対策をしっかり行って下さい。- 道路を走る前には練習をしましょう。
タンデム自転車は、一般的な普通自転車とは運転感覚が異なります。 道路以外の安全な場所で十分に練習したうえで道路を走るようにして下さい。- 運転者と同乗者のコミュニケーションが重要です。
タンデム自転車を安全に利用するためには、前に乗る運転者と後ろに乗る同乗者の連携(コミュニケーション)がとても重要になります。 特に発進時や停止時、右左折時においては、運転者が同乗者に対して、「右折します」、「ブレーキをかけます」といった声かけを行うなど、意思疎通を図るようにして下さい。
記事全文: 新潟県警 > 地域安全情報 >新潟県道路交通法施行細則の一部改正(タンデム自転車)
注意事項、とても良い指摘ですね。 1) 車両として走行すべし、2) しっかり準備して乗りましょう、3) 慣れない自転車は練習してから公道デビュー、4) 相手との意思疎通が大事。 (あれ? これは一人乗りの自転車にも言えることですね。)
でも、「その他」はちょっと誤解されるかも。 前後のペダルが連動しているタンデム自転車のほうが一般的です。 連動しているから、前後の意思伝達ができるという面もあります。 ペダルから足が外れたら、声をかけてペダルをいったん止めてもらえばすぐに復帰できます。
新潟津南町で自転車に乗っています。タンデムを乗るにはどうするか考えていました。サイクリングイベントも楽しめますね。ありがとうございました。
返信削除つなんバイシクルクラブ コジマ