吹田市立博物館は秋に特別展「ユニバーサル・ミュージアム」を計画していて、その話し合いの様子が「吹田市立博物館を小山修三館長と盛り上げるブログ」に書かれていました。
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意外な事に、視覚障害者の方は「体育会系」がおおく、昨年やったピンポンのほかに、今年はタンデム自転車イベントをやってほしいというのです。 タンデムは2人のり自転 車で、前をこぐ人はパイロット、後に乗るストーカーと呼ぶそうですが、パイロットをたくさん育ててもらえば、私たちはうしろにのってスピードを楽しめるからと騒ぐのです。
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記事全文: 吹田市立博物館を小山修三館長と盛り上げるブログ > 秋の特別展「ユニバーサル・ミュージアム」のイベントを考える
これは、「タンデム自転車の存在」が知られてきたからこその要望なのだと思います。 一人で自転車に乗れない事情のある人が自転車を楽しめるなんていうことは、タンデム自転車の存在を知らない限り、思いつきません。
そしてタンデム自転車は、娯楽のためだけでなく、介助の道具としても有用です。 運動不足解消、買い物、クルマじゃ行きにくくて歩くと遠い所への移動、、、一人で自転車に乗れない人でも、自転車の良さを享受できるのです。
「ユニバーサル」を意識せずに作られたタンデム自転車が、結果的に「ユニバーサル」な乗り物として優れているという妙。 こんな例は他にあるのでしょうか。
どんな特別展になるか、楽しみです。
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