YOMIURI ONLINEに掲載されていました。 「全国解禁を目指す」ことが記事になったのは初めてのことではないでしょうか。 記事の内容も正確です。
なお、協会といっても、タンデム自転車交流協会ではありません。 日本サイクリング協会です。
記事中の日本サイクリング協会の活動とは、当ブログ"JCAがタンデム用自転車の普及に関する調査研究事業を計画"でもお伝えした内容のことです。
引用元: 2010年4月17日付 YOMIURI ONLINE -- ホーム > 関西発 > ニュース 2人乗り用「タンデム自転車」 公道走らせて…協会、近く国に要望二つのサドルとペダルがある2人乗り用「タンデム自転車」の愛好家らが、運転を禁じられている一般公道も走れるよう規制の緩和を求めている。 親子や夫婦で楽しめ、視覚障害者や高齢者も一緒に乗れるのが特徴だが、公道は危険との懸念があり、現在、全面的に認めているのは兵庫、山形、長野の3県だけという。 財団法人「日本サイクリング協会」(東京)は近く、快適さや安全性に関する報告書を国などに提出する予定で、全国解禁を目指す動きが活発化しそうだ。
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日本サイクリング協会は昨年4月、大学教授ら8人の研究会を設置し、安全な走行方法などを調査。 これまで全国で6回、講習会も開いた。 これらの活動を報告書にまとめ、警察庁や国土交通省、各自治体に提出する予定。 長沢恵一事務局長は「視覚障害者や高齢者、観光に有益。マイカー代わりに使えば地球温暖化の防止にもつながる」と魅力を訴えている。
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"公道は危険との懸念"というのは本当に杞憂でしかありません。 とはいっても、乗ったことも見たことも無い人のほうが多いことでしょうから、不安があるというのもまた当然のことでしょう。 一般の自転車と比べて、安全面で劣る点はありません。
劣る点はありませんが、一方で「一般の自転車が危険なようにタンデム自転車も危険」とも言えます。 今の日本で、単純に解禁できない理由もあります。
日本において自転車は、「車両というよりも歩行者に近いもの」という扱いを受けている面もあり、利用者もまた歩行者として振る舞うことが多いようです。 タンデム自転車が、一般の自転車のように振る舞うことは、おそらく許容されません。
一般の自転車よりもいっそう、車両として道路を通行することが求められます。 これはJCAの講習会でも強調されていたことです。 タンデム自転車のパイロットの技能について、なんらかの基準を設けるべきで、JCAの報告書にはおそらくそのような記述もなされることでしょう。
JCAが正面から解禁を要望してくれるのであれば、私たちは側面から援護しましょう。 側面から援護とは? -- タンデム自転車で参加できるイベントになるべく参加して、実績を積むことでしょう。 まずはサイクリストにタンデム自転車の存在を思い出してもらわないとね!
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